ただでさえ慣れない海外旅行、そのうえ結婚式を挙げるとなると、多かれ少なかれご心配かと思います。

「ドレスが皺だらけだったどうしよう・・・」

「自分たちでうまく着れるかな・・・」

「髪型やメイクはどうなるだろう・・・」 

エニーブライダルのお客様の半分以上は海外挙式(+国内パーティ)の方です。
ハネムーンや海外旅行のついでに、ウェディングドレスをもっていって撮影するという方も多いです。 

そこで、海外挙式・海外撮影のお客様からよくいただくご質問をランキング形式でご紹介いたします。
これを知っておけば(たぶん)大丈夫!


ランキング、そのまえに・・・

海外挙式・海外撮影をされるにあたって、一番大事なことがあります。

 

『トラブルやハプニングを楽しもう!』

 

これを言ってしまうと、元も子もないのですが、この心構えはやっぱり一番大事。
いくら準備をしても、細かく予定を立てても、すべてはコントロールできません。
ましてや習慣や考え方が全然ちがうことも多い他の国。
なにかしらトラブルはあるだろうと思える余裕をもちましょう。 

これは結婚生活にもぴったり当てはまりますね。
わたしも結婚して7年になりますが、断言することができます(笑)
今後の結婚生活の縮図を体験するという意味でも、海外挙式・海外撮影はおすすめです!


少々話題がズレましたが、気を取りなおしてランキングをご紹介したいと思います。

 

第1位 どんなドレス、タキシードがおすすめですか?

第2位 ドレスはどうやって持っていけばいいですか?

第3位 着付けは自分達でできますか?

第4位 帰国後のクリーニングはどすればいい?

番外  その他、店長がお伝えしておきたいこと


第1位 どんなドレス、タキシードが海外挙式にオススメですか?

ドレス屋なので、当然いちばんよく聞かれる質問です(笑)
ただこの質問は、分解すると以下の3つ質問にわけられることが多いです。

 

1 シワになりやすいか、アイロンがかけやすいか

2 持ち運びしやすいか

3 会場とドレスの相性(雰囲気、トレーンのながさ)

 

会場の雰囲気にあうかどうかが一番大事

この中でどれが一番重要かと聞かれれば、3の「会場とドレスの相性」になると思います。

1の「シワになりやすいか、アイロンがかけやすいか」と、2の「持ち運びのしやすさ」については、ドレスによって、もちろん楽なもの、大変なものはありますが、頑張ればどうにかなることです。ですが、そもそも会場にあっていないと、せっかくの結婚式が台無しです。

海外挙式とひとくちにいっても、たとえば行き先がイタリアかハワイかで雰囲気が全然ちがいますので、当然の合う雰囲気のドレスは変わってきます。
さらに言えば、おなじリゾート系でも、ハワイとバリ島では雰囲気は違いますよね。
バリ島には少しエスニック感があったりします。式場それぞれの雰囲気も違います。

 

おぼえておきたい、アイロンがけのこと

サイズについては単純に、ボリュームが小さいもの、トレーンが短いものはやはり持ち運びが楽。
アイロンをかける場合も面積が小さい分楽です。
2の「持ちはこびしやすいか」は、ランキング第2位の質問と重なるので、まずアイロンがけについてご説明したいと思います。 

アイロンのかけやすさは「生地の面積」と「素材」によって、難易度に違いがあります。
現地のコーディネーターさんがいて、アイロンがけのサービスが含まれている場合は特に問題になりませんが、利用しない・利用できない場合には重要な検討事項になります。

 

現地でアイロンがけのサービスがない場合

まずはじめの選択肢は「アイロンをかけるか、かけないか」です。
雑誌の撮影などではアイロンがけのプロの方がいて、安っぽいドレスでもアイロンを丁寧にかけると見違えたりします(注:当店のドレスではありません)。
ただ、ある程度品質が良いドレスなら、目立つシワさえ取れれば、多少細かいシワが残っていても、見た目の問題はそれほどありません。以下、エニーブライダルでよく使用している生地ごとの特徴です。

・チュール 例:Malinda | Salle

網のようなふわっとした素材。シワが目立ちにくいため、ほとんどアイロンがけ不要。

・サテン 例:Latona | Avril

少し厚手の生地。厚みや光沢感でも様々な種類あり。たたみジワなどが付きやすいためアイロンがけは必要。ただ、エニーブライダルで使用する生地はアイロンは高温OK、スチームも使えるため、アイロンがけ自体は簡単で、シワも比較的とりやすい。

・タフタ 例:Jeniffer

サテンと似たような取り扱い。サテンよりは薄いため、アイロンの温度は中温~高温の間くらいにする。スチームOK。シワはサテン同様、比較的とりやすい。

・シフォン 例:B753 | Lena

やわらかく、透明感のある生地。エンパイアのドレスに多く使用されている。シワにはなりやすいが、アイロンは比較的かけやすい。中温~高温の間くらいの温度で、スチームも使用可能。

・オーガンジー 例:Renee(少し厚手) | Justine(厚手) | Jenny(少し薄め)

ハリがあり、薄く、透ける素材。厚みやハリ感に差がある。アイロンの温度に特に敏感。厚手のオーガンジーはシワにもなりにくく、アイロンがけも中温~高温でかけられるので、比較的問題ない。薄めのオーガンジーは低温~中温で丁寧にかける必要があり、面積がおおいと結構大変で、温度が高すぎると、でこぼこになってしまったり、アイロンがけが少し難しいです。

プロにまかせられる場合は別として、もしご自身でのアイロンがけが心配な方は、薄めのオーガンジーを多くもちいたドレスは避けた方が無難かもしれません。それ以外のドレスは、シャツにアイロンがけできる程度なら、特に素人のアイロンがけでも、まず問題はありません。


アイロンはどこにある? 

ウェディングドレスのアイロンがけには専門のアイロンが必要だとおもわれるかもしれませんが、家庭用のアイロンでも、時間はすこしかかりますが、特に問題はありません。エニーブライダルでも、ティファールの家庭用アイロンをよく使用していました。

ですので、滞在先のホテルのルームサービスで、アイロンとアイロン台をかりれれば、それでも大丈夫です。
アイロンの時間は、後ろが2mくらいあるロングトレーンのドレスでも、30分くらいあれば、だいぶきれいにシワがとれます。


裏ワザ

ホテルの部屋のバスタブにお湯、または水を張って、一晩吊るしておくと、バスルームの湿気と、ドレス自体の重さで、ある程度シワがとれます。条件や環境により効果は変わりますが、ぜひ試してみてください!

リゾートビーチ

 


第2位 ドレスはどうやって持っていけばいいですか?

ドレスは、畳んでも大きいと思っていませんか?

エニーブライダルのドレスは、ほとんどが持ち運びしやすいサイズに畳めます

エニーブライダルのドレスだと、おもったよりコンパクトに畳むことができてしまいます。
重量もそれほどではありません。もちろん普通のお洋服よりは大分重いですが、女性でも十分に持ち運びができます。

レンタルのウェディングドレスの場合、繰り返しの利用を前提としているため厚手の生地を使用している場合も多く、結構なボリュームと重さになることも多いです。

エニーブライダルのドレスは、お客様一人の為につくるので、必要以上の生地は使用していません(生地やつくりが極端に安っぽいということではないです)。また、スカートの内側のチュールは最低限に抑え、基本的にサイズが調整できるパニエでボリュームを調整します。 

文章だけではわかりにくいと思いますので、写真でご説明したいと思います。
こちらは、チュールの生地紹介でもご紹介した人気のMalinaです。
リゾート挙式には勿論、上品なシルバー系の レースはヨーロッパなど、落ち着いた雰囲気にもぴったりで、場所を選ばないドレスです。

Malinda 

 

このドレスをたたむと、こんなにコンパクトになります。
この状態で、だいたい3辺の合計が110㎝くらいです。 

たたんだドレス

 ちなみに、これはドレスを裏返しにして畳んでいます。
ふわふわのチュール生地を内側にすることで、空気が抜けてコンパクトになるんですね~。

 

次に、このドレスに使用する3ワイヤーパニエ。

3ワイヤーパニエ

 

こちらも上手く畳むとコンパクトに。(ちょっとコツはいります→パニエのたたみ方動画

たたんだパニエ

 

ウェディングドレスは機内持込み!

このくらいのサイズだと、スーツケースにも収まるサイズになるのですが、少なくともドレスだけは機内持ち込みにしましょう。
スーツケースはなくなることもありますからね!

 国際線のエコノミークラスですと、大体が3辺の合計115cm以内、合計重量10kgまで、というサイズが目安になります。
(※その他、 これとは別にノートPCやハンドバッグなどの身の回り品を持ち込むことができます)

上記のウェディングドレス(Malinda)を畳んだサイズは「110㎝」ですので大丈夫。

また、ウエディングドレスと伝えると、別の場所に保管してくれたり、多少のサイズオーバーには目をつむってくれたというお話は結構耳にします。

あたりまえですが、航空会社により基準がことなりますし、対応するスタッフなどによっても変わります。
ただ参考までに、JAL直営の海外ウェディングツアー『JALパック海外ウエディング』のページのQ&Aをみると、『大切なウエディングドレスですから、万一の紛失に備えて機内持ち込みにすることをおすすめします。』とのこと。
JALさんならぜったいに安心ですね!(笑) 

パニエも入るようであれば入れてもいいですが、スペース的に難しければパニエはスーツケースでもいいと思います。万が一紛失した場合でも、海外挙式がある目的地であれば、最悪、パニエはどこかで見つかると思います。 

 

持ち運び用のバッグはある?

畳んだ状態のウェディングドレスは、少し大きめのショッピングバッグなどに入れて、機内持ち込みしていただいても大丈夫です。

一応、当店でもキャリーバッグをご準備しておりますので、ご紹介させていただきますね。

<サイズ詳細>
幅:57cm  高さ:50cm マチ(奥行き):21cm


あれ、足すと128cmで、機内持ち込みサイズをオーバーするのでは・・・?
その通りです。
ただ、こちらのサイズはバッグに目いっぱい入れた時のサイズになりますので、たたんだドレスだけを入れるなど、中身に余裕ももっていただければ大丈夫です。

こちらのキャリーバッグは、広げるとドレスカバーにもなりますので、吊るして保管する際にも便利です。
ただ機内持ち込みの際は、「ドレスを畳んだ状態で」キャリーバッグの中に入れるようにしてください。
広げたままだと、間に空気が入り、畳んだ状態でいれるより、キャリーバッグが大きくかさばってしまいます。
 

 

でも、畳んでも大きいドレスはあります

こちらのドレスをご覧ください。
銀糸レースをもちいた大人っぽいローウエストのウェディングドレスAnne(エン)です。

 

ぱっと見の印象は、先ほどのMalindaとさほど変わらないと思います。
ですが、畳むと3辺の合計が160cmくらいになります。郵送でお送りするときも、かなり苦労するサイズです。

Malindaと、このAnneの何が違うかというと、「スカートに重ねられたチュールの枚数」です。
Anneのスカートは、かなりの枚数のチュールが重ねられていまして、その分、重厚感がでます。
止まっているときはそれほどわからないかもしれませんが、動いたときに、その違いが感じられます。

どちらが良くて、どちらが悪いということではありませんが、このドレスを海外にもっていくとなると、さすがに機内持ち込みは難しいので、スーツケース当に入れて、預ける必要がありますね。 

ただ、エニーブライダルだからできる裏ワザとして、「スカートのチュールの枚数を減らして作る」という方法もあります。ついでにウエストの切り替えし位置も上げることもできちゃいます。

ぜひ経験豊富なスタッフにご相談いただければと思います!



第3位 着付けは自分達でできますか?

 エニーブライダルのウェディングドレスは、背中を靴ひものように「編み上げ」るタイプと、背中が「ファスナー」になっているタイプの2種類です。
ファスナーのドレスは、インナーを付けた後、ファスナーを上げるだけなので簡単ですが、当店のお客様ですと、サイズの微調整ができる編み上げでドレスを製作されるお客様が多いです。
その場合でも、着付け自体は難しくありません。上から下に向かって、靴ひもを編むのと同じ要領で紐をループに通し、ウエストの位置でリボン結び。外に出して見せてもよいですし、編み上げの一番下のところから、ドレスの内側に入れて隠す方法もあります。

ちょっとしたコツ(バストまわりは編み上げを締めすぎず、アンダーバスト~ウエストで締め上げる)などはありますし、インナーはつけ方次第で、バスト・ウエストのサイズはさほど変わらなくても、シルエットが全然違うという場合はありますので、インナーメーカーのホームページなども参考にされてみてください。以下は、弊社でも取り扱っているBridal Bloomさんのインナー着用解説ページです。

 

■Bridal Bloom ブライダルインナーの基礎知識


また、着付けをされるのがお母さまやご友人さまの場合、当店で試着する際に、一緒に試着室に入っていただき、着付けの方法をご覧いただくこともできますので、お気軽にご相談くださいね。


第4位 帰国後のクリーニングはどうすればいい?

国内パーティーの前に一度クリーニングをしたいというお客様は多いです。ビーチや屋外のお式などですと、結構汚れてしまうこと多いかと思います。エニーブライダルではドレス専用の通常クリーニングと、真空パックのクリーニングを承っています。

お写真とご感想をいただけるお客様には、クリーニング代の割引をさせていただいておりまして、通常のクリーニングだと税抜12,000円、割引ありで税抜7,000円、ドレス真空パックは税抜25,000円、割引ありで税抜20,000円です。

自分のドレスだからこそ、思い切って汚すこともできます。
海に入って写真を撮っても誰にも文句は言われませんし、雨の中で写真を撮ってもいいんです。思いっきり、その日を楽しむというのも素敵ですね。 


番外 店長がおつたえしておきたいこと

質問をいただく事はありませんが、海外挙式の新郎新婦様に伝えておきたいことがいくつかあります。
 

お花大事

海外挙式に限ったことではありませんが、ドレスに合わせるお花(ブーケ、ブートニア、ヘッドコサージュ)の重要性は、いくら強調してもしすぎることはありません。

ウェディングドレス、タキシードの印象は、合わせるお花で、印象がガラッと変わります。
エニーブライダルで、ドレス・タキシードの金額が浮いた分、余裕があるようであれば、ぜひお花に予算を多めにとってみてください。ドレスがいまいちでも、お花が素敵だと見違えるほど素敵に見えることさえあります。

海外の洗練されていて、おしゃれなインスタグラムやピンタレストなどを見ていると、お花や小物がおしゃれで、ウェディングドレス自体は意外とシンプルだったり、いうほど特別なデザインではないことも多いです。新郎は普通スーツだったりすることが多いですね。でも、かわいいお花をブートニアとして合わせるだけで、まとまりがでて、全体の雰囲気がぐっとよくなります。

 

たとえば、ハワイで個人的におすすめなお店です。
印象的で素敵なお花に目がいきますよね! 

 ■Passion Roots

 Passion Roots


ムービー撮影もおすすめ

海外挙式だと、家族と親しい友人・知人だけで式を挙げられるというのをメリットに感じられる方も多いかと思います。
会社の微妙な付き合いや、正直避けたいゲストを招待しなくてもすみますからね(笑)

でも、できればきて欲しかった親族や友人のためや、お世話になった方への挨拶として、国内でパーティーを挙げられる方も沢山いらっしゃるかと思います。そんなときに海外挙式のムービーがあると、パーティに流れと奥行きがでてきます。ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、ゲストが一緒に参加した雰囲気になれます。

写真やムービーは、記録としてずっと残るものですので、時間が経てばたつほど価値ができてきます。
信頼できるプロに頼むと、撮影技術が高いのはもちろん、編集も任せられ、なによりストーリーを感じられる作品として仕上がります。海外挙式の場合、特に参加者が少ないので、第三者にお願いするというメリットも大きいです。iPhone等のスマホでの撮影もできますが、やはり画の質感や、手ブレなどは気になりますし、なにより海外で充電が持つかどうか心配です。でも、出席者の一人に、一日ずっとGoProをつけてもらうとかは面白いかもしれませんね!

いつもオススメしているHIGHLAND TOKYOさんは、海外での撮影経験も豊富ですので、気軽に問い合わせてみてください!ずっと同伴してくれるので、英語なら通訳もしてくれると思いますし、自分たちだけではやらないことも提案してくれるという点では、撮影をお願いする以上の価値もあると思います。

 

■HIGHLAND TOKYO 結婚式の映像・ムービー撮影

 

こちらのムービーはモスクワでの撮影です!

 

Russian Engagement Shoot / Kenta + Rieko from HIGHLAND on Vimeo.

Location: MOSCOW and SAINT PETERSBURG in RUSSIA
Director/DP: Yoichi Sakai (HIGHLAND)

Canon 5D MarkⅢ, 60D, 24-105mm f4, Zeiss Jena 35mm f2.4
Zeiss Planer 50mm f1.4, Zeiss Planer 85mm f1.8, 10-18mm f3.5-5.6
GLIDECAM HD1000, Skier SLIDER, SUPER 8 FILM / NIZO 561 macro/VISION3 50D
FILM CONVERT

 


 

いかがでしたでしょうか?
みなさんが素敵な海外挙式を迎えられることを願っています!